【七夕のコト】本当にあるの?見えるの?「織姫と彦星」

年に一度、天の川をはさんで織姫と彦星が出会う…ロマンチックな空のストーリー「七夕(たなばた)」。日本古来のお祭り行事で、一年間の重要な節句をあらわす五節句(※)のひとつとされています。
五節句とは…七草の節句とされる人日(1月7日)、桃の節句・ひな祭りの上巳(3月3日)、端午(5月5日)は菖蒲の節句、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)は菊の節句だそうです。
ちなみに、七夕は3つの行事が合わさったものといわれています。

(1)もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」
(2)織姫と彦星の伝説
(3)奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」
「棚機」も「乞巧奠(きこうでん)」も、織物にまつわる昔の「神事」。今は目にするのが難しいけれど、2番目の「織姫と彦星の伝説」だけは、お天気が良ければ見ることができますよね。


ところで、そもそも「織姫」と「彦星」なんて星が本当にあるの?

はい、あるんです。

「織姫」はこと座1等星・ベガ
「彦星」はわし座の1等星・アルタイル
東の空に明るく輝く星が3つあって夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブを結んだ三角)を作っているので、これを頼りに夜空を見上げてみてください。
宵空ならば、ベガ(=織姫)が一番上、右下がアルタイル(=彦星)になります。暗い場所では、2つの星の間に天の川が横たわっている様子を観察できると思いますよ。


それでは、気になるお天気は…?
北~東日本、九州南部~沖縄を中心として星空観測日和となりそうです。

星空見えるかな?MAP 7/7 21時予想 (7/4 18時時点)

【各地のお天気予報】
北日本:高気圧に覆われて晴れる見込みです。
東日本:天気の崩れはないものの、湿った空気でやや雲が多くなる可能性があります。
西日本:高気圧の縁にあたるため、梅雨前線や湿った空気の影響で雲が厚めとなりそうです。中国・四国地方を中心に雨や雷雨のところも。
沖縄:高気圧に覆われて晴れる見込みです。
(※)予報は変わりますので最新の情報をご留意ください


こんにちは!キヨです。
七夕は願い事どうしよう、と願いのほうばかりに気がいって夜空を見上げるのを忘れてしまいがちです。
今年は願い事だけじゃなく、織姫と彦星を探してみようと思います♪皆さんもぜひ、空を見上げてみてはいかがでしょうか?

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ABOUTこの記事をかいた人

写真撮影の腕は、某ネイチャー系媒体で受賞するほど。「まだ見たことのないナニカ」と出会うことに喜びを感じ、行動範囲は世界規模。海にも山にも精通し、生物観察を至上の幸福とする。通勤時間が人より長めだが、脳内整理の時間に充てている。予報士の資格を幅広く世の役に立てたいと願う理系女子。