【データウォッチ】屋久島はどれくらい雨が多いのか?

朝の情報番組でみる天気図にも「梅雨前線」がかなりしっかり見えるようになりました。各地で梅雨入りし、曇りがちな空、降りがちな雨、湿気も不快指数も高めになっていますよね。梅雨入りした=雨が降る確率がアップ、降水量も増える時期。ということで、今回は「降水量」のデータを調べてみました!

雨が多い地域といえば、真っ先に思い浮かぶのが「屋久島」です。小説などでもその雨の多さについて描かれた一文が有名であちこちで引用されるほど。屋久島に住む知人に連絡してみたところ「まあ、雨は多いけど、もう慣れたのでなんとも思わない」とのこと。なるほど。ではどこと比較してみよう?冬に降水量が多そうな豪雪地帯「肘折」(山形県)をピックアップ。そして人口の多い「東京」のデータも並べて表にしてみました!
(※平年値は1981-2010年の30年間の観測値の平均をもとに算出されています)

 参考:気象庁HP(データをもとに表を作成)

表の薄いオレンジ色の部分は3つの地域の中で一番平年値が大きいものです。11~1月は肘折の値がだいぶリードしていますが、それ以外の9ヶ月間は屋久島が1位!特に6月なんて肘折や東京の4.6倍近い数字になっています。通年の総計を見ても、屋久島の降水量は圧倒的に多いことがわかりますよね(濃いオレンジ色でマークしてあります)。
もちろんこの表にある降水量だけだと1日にすごくたくさん降ったのか、それとも降った日数が多いのかはわかりませんが、いずれにしても他所と比べて圧倒的にたくさんの雨が降っていることは間違いないようです。屋久島に雨が多いというのは本当だったんですね!


こんにちは、アールです。
数年前に友人を訪ねて屋久島に行きました。降ったり止んだり、もちろん日差しも降り注ぎましたが、滞在4日間のうち雨が全く降らなかった日は一日もなく「これぞ屋久島!」と、洗礼を浴びることができたシアワセに浸りました。
このデータを調査していて、山の気配が濃厚な雨の匂いと潮風、全身じっとりとした湿気に包まれた記憶がよみがえりました。また雨の屋久島に行きたいなと思ってしまいました。

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ABOUTこの記事をかいた人

編集部の尻叩き役としてやってきたが、年齢を省みず過酷な階段降りにチャレンジしてお尻の筋肉を痛める。あまり知られていない秘境的な場所に旅することが大好きで、数奇な気象現象と出会っているが、その貴重さを理解できていない。料理の腕はイマイチだが魚をさばくことが趣味。多肉植物中毒。