2017年6月1日、種子島宇宙センターで準天頂衛星「みちびき2号機」の打ち上げが予定されています。準天頂衛星「みちびき」は、スマートフォンやカーナビなどの「衛星測位サービス」に利用されているシステムで、日本版のGPS、といえばわかりやすいかもしれません。この打上げにより衛星測位の精度がアップし、サービス環境の進化が期待されるそうです。
6月1日は「気象の日」、そして「晴れの特異日」(東京地方)でもあるんです。過去10年間に種子島宇宙センターで打上が行われたのは17回。そのうち晴れが10回、曇りが4回、雨(驟雨)1回、不明2回でした。
天気の状態が打上げが決行されるか否かを決める重要な鍵となります。
氷晶やアラレが含まれている雲の中をロケットが通過するとカミナリを誘発するかもしれないので、氷結層を含む雲の厚さが1.8km以上になるときに打上げは決行しないという決まりがあるそうです。
雲の中の状況はわかりにくいので、打上げの際は雲の中の様子を見るために飛行機を飛ばして、状態を細かくチェックしているそうです。ロケットそのものや地上に被害が及ばないよう、細心の注意が払われているんですね。
さて、今回の打ち上げ予定は晴れの特異日6月1日。種子島宇宙センターの空の状態はいかに?ドキドキワクワクですね。
こんにちは!きよです。
打上げ日は気象のエリート?日といっても過言ではないですね。さて、6月1日に打上げを予定している「みちびき」。平年では梅雨入りの時期ですが、どんなお天気になることやら・・・