【逃げ切れる人はわずか2割】
■あなたはどっち?
これは2015年3月にライフレンジャーが20~60代、男女700人に向けた防災に関する意識調査を行った結果です。
Q 日ごろから地震や津波の被害に備えた対策が出来ていますか?
という質問に対し、日ごろから対策を出来ていると答えた人は全体の約2割、対策をしていないと答えた人は約8割という結果になりました。
■安全な場所に避難するまでに必要な7つのこと
例)就寝中に緊急地震速報が発表されてから、安全な場所に避難するまでの行動
【※ ○ = 災害時に必要な行動 】
事前対策をしていない人ほど、震災時にやらなければならないことが多くなってしまいますね‥
①まずは落ち着く
–事前の備えの有無に関わらず、震災時にまず大切なのは落ち着いた行動をとること。
②灯りの確保
–今回の熊本地震も最初に大きな揺れが発生したのは夜でした。もし停電してしまったら、行動するには懐中電灯などが必須。
③靴をはく
–散乱した家具や割れたガラスなどがあると屋内でも足元は危険。枕元に靴の準備をしておくと◎
④身支度(防寒など)
–避難するときは動きやすい格好で。冬場は寒さ対策も重要です。また、場合によっては雨具なども必要かも。
⑤情報収集と判断
–避難時に必要なのは正しい情報。すばやい避難行動をとるために情報収集はとても大切です。
⑥防災グッズ
–地震後に思わぬ怪我などをしないよう、軍手やマスクの準備を。また、保存のきく非常食も準備できていますか。
⑦避難ルート決定
–どこに避難したらいい‥?どうやってそこまで行ったらいい‥?事前に準備が出来ているかどうかで大きな差が出るかも知れません。
日ごろから備えが出来ている人はいざというときにすばやく行動することが出来ます。
これまで備えをしてこなかった方へ、これを見てもまだ準備不足の8割の中にいるつもりですか?