【熊本震災から1年】地震の予測はどこまで可能なのか?

4月14日に熊本で震度7という大きな地震が発生してから1年が経ちました。熊本地震の2ヶ月後、6月16日には北海道南部と鳥取県で震度6以上の地震が発生するなど、2016年は震度5弱以上の地震が多発、2011年以来の高頻度となりました。

ある日突然襲ってくる地震。ライフレンジャーでは日ごろからの十分な備えについてお伝えしておりますが、他にどのような対策の取り組みがあるか知るべく「第21回 震災対策技術展」(2017年2月 横浜で開催)に行ってきました。

「震災対策技術」ということでさまざまな「技術」が集結。とても見ごたえのあるものでした。セミナー会場では、現在開発中のものから実験中のものまで、多くの新しい技術に関する発表などもあり人気を博していました。セミナーは事前登録制です。結構な数の講義のうち、気になるワードを発見!「地震予知は本当に可能なのか?」。講師は東海大学・海洋研究所で地震予知・火山津波研究部門長の長尾教授です。今後どのような展開を見せるのかとても興味深い研究ということもあるせいか、会場は大賑わいでした。

長尾教授は、地震に対する防災のひとつとして地震の予測を揚げています。

地震発生から津波の到達までの時間だけでは逃げ切れない場合がある。特に海岸からの距離が近い人は予測が大きな防災につながる=事前に地震の発生がわかれば、逃げる時間を確保することができる。

そこで長尾教授は地震活動度の変化を可視化した「地下天気図」を考案され、現在も研究していらっしゃるそうです。国は今後30年で何パーセントの確率という長期予測は公表していますが、それ以外の予測は現時点では困難という事で公表していません。「地下天気図」は数ヶ月から1年程度将来の地震活動を予測するものだそうです。

地震の予測については、さまざまな説があります。肯定意見も否定意見もそれぞれです。ただ、これまでの地震に関するデータや、今もずっと動いている観測データを組み合わせればなんらかの関連がもっと細かく見えてくる日も遠いとは限りません。


こんにちは、アールです。熊本地震から1年。被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。このところ大きな地震が相次いでおきていてとても心配です。地震が起こる前には、地球からなんらかのシグナルが出ているはず…!早く解明されて、対策できることが増えたり、逃げる時間が延びたりすると良いなと思います。

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編集部の尻叩き役としてやってきたが、年齢を省みず過酷な階段降りにチャレンジしてお尻の筋肉を痛める。あまり知られていない秘境的な場所に旅することが大好きで、数奇な気象現象と出会っているが、その貴重さを理解できていない。料理の腕はイマイチだが魚をさばくことが趣味。多肉植物中毒。