大型連休にお出かけの計画を立てている方がたくさんいらっしゃると思います。連休中の天気が気になりますね。春から初夏に移り変わる5月は、“五月晴れ”の言葉があるように、澄んだ青空と新緑の香りを運ぶ風が心地よい季節です。一方で、冬の寒さと夏の暑さが交錯する時期であり、雷や竜巻、さらにはひょうが多く発生します。天候の急変にはくれぐれも気を付けながら、安全にレジャーを楽しみましょう。
気象庁は、来週半ば(23,24日)からの5日間の平均気温が平年よりかなり高くなる可能性が高いとして、全国を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しています。連休序盤は太平洋から高気圧が張り出して、最高気温が25℃以上の夏日になる地域が多くなる見込みです。まだ暑さに慣れていない時期なので、屋外では熱中症対策を忘れずに行いましょう。
低気圧が本州付近を通過することに加え、太平洋高気圧縁辺の湿った空気の影響を受けることがあり、西日本の太平洋側で降水量が多くなる見通しです。その他の地域では概ね平年並みとなるでしょう。
(気象予報士:ファーマー)