10月、秋らしい気候へ

学校などでは10月1日頃を境に「衣替え」を行われますが、日常生活では気温の変化に応じて洋服をアレンジすることになりますね。大まかな目安として朝の通勤・通学時の気温が15度を下回ると、ジャケットやブルゾンなどのアウターが活躍するようです。9月末まで続いた残暑は影を潜め、10月に入ると秋本来のキリっとした空気が流れ込むようになるでしょう。この週末を利用して秋冬物の準備を済ませてはいかがでしょうか。

平均気温の傾向(9/30~10/29)

10月上旬は徐々に平年並みの気温に近づく見込みです。とりわけ第2週(10/8~14)には大陸からの冷たい空気が東・西日本にも流れ込んで、一気に季節が進みそうです。なお、後半は再び平年を上回る見込みで、1ヶ月を通した予報では高温傾向となっています。

降水量の傾向(9/30~10/29)

北日本では周期的に気圧の谷が通過するでしょう。加えて寒気の影響を受ける日本海側は時雨やすくなり、降水量がやや多くなる見込みです。また沖縄・奄美には太平洋高気圧縁辺の湿った空気が入りやすく、曇りや雨の日が例年に比べて多くなるでしょう。

(気象予報士:ファーマー)

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