大寒後は高温傾向

今週は南岸低気圧の影響で西日本の太平洋側でも雪が降り、奈良市で4cmの積雪を観測。東京でも平年より9日遅れて初雪が降りました。来週中頃にかけては上空に寒気が流れ込むため、北陸や北日本を中心に雪が強まる可能性がありますので最新の気象情報に留意してください。

その後は一年で最も寒い時期とされる20日の大寒(だいかん)を境に比較的暖かい日が続きそうです。

平均気温の傾向(1/16~2/15)

向こう1ヶ月(1/16~2/15)は寒気の影響を受けにくく、冬型の気圧配置は長続きしない見込みです。そのため、沖縄・奄美地方から東日本を中心に高温傾向となるでしょう。特に1月下旬は季節外れの暖かさとなる見通しです。

降水量の傾向(1/16~2/15)

北日本の太平洋側は低気圧の影響を受けやすく、向こう1ヶ月は多雨傾向となるでしょう。また、山陰から北陸地方は寒気の影響を受けにくいため、雪の日が少なくなりそうです。ただし、気温の上昇や雨で雪が解けた所に再び雪が積もると、雪崩の危険性が高まりますので十分ご注意ください。

(気象予報士:きっしー)

シェア!