寒さは一時的で全国的に高温傾向

今週は上空に強い寒気が流れ込んだことで北海道の稚内、旭川、札幌などで平年より2~18日遅い初雪が観測されました。また、東京では3年ぶりに木枯らし1号が発表されるなど、季節が一歩進んだように感じられます。

11月7日の立冬を過ぎてから10日頃までは、北日本を中心に冬の始まりを感じる寒さとなる予想です。ただ、その後はまた暖かい日が続く見通しとなっています。

平均気温の傾向(11/7~12/6)

来週にかけて北日本を中心に一時的に寒気の影響を受けますが、その後は暖かい空気に覆われやすくなるため、向こう1ヶ月(11/7~12/6)は全国的に高温傾向となるでしょう。特に11月の中頃からは全国的に気温が高くなり、季節外れの暖かさとなりそうです。

降水量の傾向(11/7~12/6)

北陸から北日本は平年に比べ寒気や湿った空気の影響を受けにくいことから、向こう1ヶ月の降水量は平年並みか少ない見込みです。その他の地域はほぼ平年並みとなるでしょう。関東以西の太平洋側は湿った空気の影響を受ける日がある予想ですが、平年と同様に晴れる日が多くなりそうです。

(気象予報士:きっしー)

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