10月8日は二十四節気の「寒露(かんろ)」。本格的な秋を迎え、草花に降りた露が冷たく感じられる頃とされています。向こう1ヶ月(10/3~11/2)は、全国的に気温が高めですが、朝晩の冷え込みは強まりますので、服装選びに注意が必要です。
向こう1ヶ月は南からの暖かい空気が流れ込みやすいため、全国的に高温傾向となる見込みです。寒気の流入が平年に比べると弱く、木々の色づきは少し遅れる可能性があります。
向こう1ヶ月は東日本の太平洋側では少雨傾向となるでしょう。西日本とともに秋晴れとなる日が多い見込みです。
9月26日に北海道の旭岳で平年より1日遅く初冠雪が観測され、北から冬の便りが届き始めています。北日本は10月下旬ごろから冬型の気圧配置が現れるようになり、日本海側や山沿いでみぞれや雪が舞う日が出てきますので、このころまでに冬支度を終わらせておくと良さそうです。
(気象担当:きっしー)