梅雨前線がなかなか北上せず、西・東日本は曇りや雨の日が続いています。来週にかけてこの傾向は続く見通しで、全国での本格的な夏の到来は8月に入ってからになるかもしれません。
夏の高気圧の本州への張り出しが弱いため、向こう1ヶ月(7/18~8/17)の平均気温は西・東日本で平年並みとなっています。これらの地域は梅雨明けが遅れる可能性が高く、7月中は平年よりも低温傾向となるでしょう。ただ、8月に入る頃には全国的に暖かい空気に覆われやすくなるため、暑さが厳しくなりそうです。熱中症への備えをしっかりとなさってください。
なお、この先1ヶ月の沖縄・奄美地方や北日本は高温傾向となるでしょう。
梅雨前線は7月下旬まで本州付近に停滞する見通しで、西・東日本は向こう1ヶ月の降水量が平年並みか多い予想となっています。そのほかの地域の降水量は平年並みとなる見込みです。また、西~北日本は長雨による日照不足が続いており、農作物への影響も出始めています。向こう1ヶ月も日照時間が平年より少ない傾向となりますので、引き続き農作物の管理にご注意ください。
(きっしー)