今週は日中暖かく、朝晩は肌寒いといった秋らしい陽気が続き、季節の変化が感じられました。一方、北日本では冬の足音が聞こえてきて、そろそろ初雪の便りが届くころ。今回は晩秋から初冬にかけての向こう1ヶ月(11/2~12/1)の天候の傾向をお伝えいたします。
向こう1ヶ月は偏西風の北への蛇行が解消され、北日本を中心に寒気が流れ込みやすくなり、平均気温は全国的に平年並みになる見込みです。これまでの高温傾向が終わり、ようやく季節が進みそうです。木々の色づきも進み、各地で紅葉の見ごろを迎える所が多くなるでしょう。
向こう1ヶ月の降水量は湿った空気の影響を受けにくいことから、北陸や西日本、沖縄・奄美で平年並みか少ない予想です。そのほかの地域は平年並みですが、寒気の程度があまり強くないことから、北海道での初雪は平年より少し遅れそうです(札幌での初雪の平年日は10/28)。
(きっしー)