残暑続く”秋バテ”注意

最新の予報によると、9月も平年より気温の高い日が多くなる予想です。台風15号の通過後には大陸生まれの乾いた空気が流れ込み、ようやく夏を越せるかと思われましたが、厳しい暑さはなお続きそうです。この時期に注意したいのが「秋バテ」。夏の暑さを乗り越えた後、昼夜の寒暖差や気圧の変化、冷たい飲食物の影響で、体のだるさ・食欲不振・浅い眠りといった不調が出やすくなります。季節の変わり目の体調不良の代表例として知られるようになってきました。予防には、温かい食事で胃腸を整え、ぬるめのお風呂で心身をほぐし、軽い運動で自律神経のリズムを整えることが効果的です。日中は蒸し暑さが残っても、朝晩の涼しさを上手に取り入れながら、無理せず「秋モード」へ生活を切り替えていきましょう。

平均気温の傾向(9/6~10/5)

暖かい空気に覆われやすいため、期間を通して高温傾向で推移する見込みです。特に、期間のはじめは高気圧の勢力が強く、気温は平年を大きく上回るでしょう。西・東日本では厳しい残暑が続く見通しです。

降水量の傾向(9/6~10/5)

太平洋高気圧に覆われる日が多いことに加え、9月中旬にかけては台風の接近も予想されないことから、西・東日本では降水量が平年を下回る見通しです。

(気象予報士:ファーマー)

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