「防災の日」ー台風・地震・火山への備えをー

9月1日は「防災の日」。1923年の関東大震災をきっかけに制定され、災害への備えを見直す大切な日です。日本はこれから台風シーズンの本格化を迎えます。8月以降は海面水温の高い状態が続いており、勢力の強い台風が発生しやすい状況です。停電への備えや避難経路の確認など、早めの対策が重要です。さらに、先日のカムチャツカ地震による津波、トカラ列島周辺の地震活動、新燃岳の噴火など、日本周辺では地震・火山活動が活発化しています。複合災害(気象・地震・火山など)のリスクが高まる中、気象情報や自治体からの避難指示を正しく受け取る準備が欠かせません。「自分と家族の命を守る備え」は、今日からすぐに始められます。非常持ち出し袋の点検、ハザードマップの確認、近隣の避難所を家族で共有しておくことが、いざというときの安心につながります。

平均気温の傾向(8/30~9/29)

来週半ば以降(9/3~)は、太平洋高気圧の勢力が本州付近でやや弱まる見通しで、猛烈な残暑はいったんおさまる見込みです。ただし、上空には暖かい空気が入りやすく、その後も高温傾向は続くでしょう。なお、北日本では周期的に気圧の谷の通過があり、期間後半に向けて少しずつ秋めいてくる見込みです。

降水量の傾向(8/30~9/29)

東日本の太平洋側は太平洋高気圧に覆われ晴れる日が多く、降水量は平年よりやや少なくなる見込みです。その他の東日本の日本海側や西日本、沖縄・奄美では、概ね平年並みの降水量を予想しています。今のところ、期間前半は台風の影響は見込まれていません。ただし、海面水温が高いため、9月後半には勢力を保ったまま本州に接近する可能性があります。北日本の日本海側では周期的に低気圧や前線の影響を受けるため、降水量は平年をやや上回る見込みです。

(気象予報士:ファーマー)

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