5日(月・祝)こどもの日には、二十四節気の一つである立夏を迎えました。暦の上では、夏の気配が感じられ始める時期とされます。立夏(5月5日~5月20日)は、春先に冬眠から目覚めた蛙が野原や田んぼで鳴き始める頃を指す「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」、土を肥やすのに大切な役割を果たすミミズが地上に現れる頃を指す「蚯蚓出(みみずいづる)」、5月中旬までが旬と言われる日本原産の真竹が顔を出す頃を指す「竹笋生(たけのこしょうず)」の3つの期間に分けられ、春から夏への季節の変化があらゆるところから感じれます。

平均気温の傾向(5/10~6/9)
日本付近には、引き続き暖かい空気が流れ込みやすくなっています。この先1ヶ月(5/10~6/9)の平均気温は、平年より高くなる見込みです。特に5/14(水)~5/22(木)頃は、高温に関する「早期天候情報」が発表されており、西・東日本では最高気温が30℃に迫る暑さ、北日本でも25℃以上の夏日となる日がある予想です。

降水量の傾向(5/10~6/9)
天気は数日周期で変わりますが、太平洋高気圧の張り出しが強まる時期があり、西・東日本を中心に高気圧縁辺を回る湿った空気の影響を受けやすい見込みです。そのため、この先1ヶ月(5/10~6/9)の降水量は、東日本の太平洋側で多く、東日本の日本海側と西日本では平年並みか多くなるでしょう。梅雨入りが近い沖縄・奄美の降水量は平年並みですが、平年同様に曇りや雨の日が多く、大雨への対策が必要です。
(担当:りょた)