13日現在、台風13号は日本の南にあって15日にかけて南西諸島に接近・通過する見通しです。台風通過後も東海以西を中心に厳しい残暑が続き、10月にかけても全国的に高温偏差が続くでしょう。ただ、9月下旬になると寒気の南下が予想されており、北日本では季節の前進が感じられるようになりそうです。
向こう1ヶ月(9/14~10/13)は太平洋高気圧の勢力が強い状況が続くため、全国的に高温傾向となるでしょう。ただ、9月下旬には寒気の影響を受けるタイミングがあるため、北日本を中心に平年並みに近づく見込みです。内陸部では霜が降りるような冷え込みとなる日が出てくるかもしれません。
向こう1ヶ月は日本の南の太平洋高気圧と大陸から張り出す高気圧に挟まれ日本付近は気圧の谷となるでしょう。関東以西を中心に低気圧や前線の影響を受けやすく多雨傾向となる見込みです。また、沖縄・奄美地方は台風や熱帯低気圧の影響も受けやすいため、降水量が多くなるおそれがあります。台風情報に留意し、事前に大雨や暴風の対策を行ってください。
(気象予報士:きっしー)