春本番へ

3月は春の嵐や予想外の寒気の南下があり、季節の歩みを通せんぼされた印象です。お花見を楽しみにしている方も多いかと思いますが、大丈夫です。最新の1ヶ月予報では、平年より高めの気温が予想されており、特に今週末(3/30・31)から4月上旬にかけて全国的に気温がグッと上昇し、桜の開花が一気に進む見込みです。

平均気温の傾向(3/30~4/29)

太平洋から高気圧が張り出し、日本付近に春から初夏の頃の暖かな空気が流れ込む日がある見込みです。また、寒気の南下も弱く全国的な高温傾向が予想されています。また、4月は晴れた日の紫外線が日を追うごとに強まる時期です。花粉とともに十分な対策を心がけましょう。

降水量の傾向(3/30~4/29)

沖縄・奄美や西日本では、高気圧縁辺を流れる湿った空気の影響を受けやすいため、曇りや雨の日が例年より多くなるでしょう。1か月の雨量は平年並みか平年よりもやや多い見込みです。一方、日本海から接近する低気圧があまり発達しないため、北日本の日本海側では降水量が例年に比べてやや少なくなるでしょう。

(気象予報士:ファーマー)

シェア!