期間前半天気ぐずつく

来週(2/19~)の那覇の最高気温は、25~26℃が続く予想となっており(平年値は約21℃)初夏を想わせる陽気となりそうです。一方、北海道には「早期天候情報」が発表されていて、22日頃からの5日間の平均気温が“かなりの低温(平年より3℃以上低い)”と予想されています。北と南で気温のコントラストが際立ち、いわば“頭寒足熱”の日本列島となりそうです。その寒暖の狭間となる本州付近は、低気圧や前線の通り道となって曇りや雨の日がしばらく続き、降水量が平年を大きく上回ることが予想されます。3月に入ると全般的に高温傾向が見込まれています。少しづつ春の気配が増してくるでしょう。

平均気温の傾向(2/17~3/16)

期間の初め(2/19~22)は南海上から暖かい空気が流れ込み、全般的に気温は平年よりも高めの日が多いでしょう。一方、北日本では冬型気圧配置が強まる日があり、寒気が南下する見込みです。その後3月に入ると冬型になることが少なくなり、全国的に気温は平年より高めで経過する見通しです。季節は順調に進み、中旬には桜の蕾がふくらんで春の到来を実感できるでしょう。

降水量の傾向(2/17~3/16)

上記と同じく、期間の初めは本州付近に停滞する前線上を低気圧が発達しながら進むため、西・東日本を中心にまとまった量の降水となる見込みです。また、北日本では冬型気圧配置や日本海から進む低気圧の影響で雪や雨の日が多くなるでしょう。そのため、沖縄・奄美を除いて降水量は平年より多くなる見通しです。

(気象予報士:ファーマー)

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