大雨と蒸し暑さに警戒

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、週末にかけて九州や中国、北陸地方などを中心に大雨が予想されています。その後も本州付近には前線が停滞しやすく、梅雨末期の大雨と蒸し暑さに警戒が必要です。

平均気温の傾向(7月1日~7月30日)

向こう1ヶ月(7月1日~7月30日)は暖かい空気に覆われやすいため、沖縄・奄美地方や東・北日本を中心に高温傾向となるでしょう。蒸し暑い日が多くなりますので、室内外問わずこまめに水分・塩分補給を行い熱中症にご注意ください。

降水量の傾向(7月1日~7月30日)

向こう1ヶ月は日本の南海上で太平洋高気圧が西へ張り出しを強める見込みです。沖縄・奄美地方は高気圧に覆われて晴れる日が多い傾向ですが、西~北日本は梅雨前線や暖かく湿った空気の影響を受けやすく多雨傾向となるでしょう。前線活動が活発化し大雨となるおそれがありますので、ハザードマップや備蓄品を確認しておくなどの事前の対策が重要です。

(気象予報士:きっしー)

シェア!