寒暖差の大きい1ヶ月

30日に富士山で初冠雪が観測され(平年より2日早く、昨年より4日遅い)、ゆっくりではあるものの季節が進んでいることが感じられます。この先10月中は全体を通すと高温傾向ですが、一時的に寒気が流れ込む時期があるため、寒暖差の大きい1ヶ月となりそうです。

平均気温の傾向(10/1~10/30)

向こう1ヶ月(10/1~10/30)は暖かい空気が流れ込みやすいため、全国的に高温傾向となるでしょう。ただ、来週は北から寒気が流れ込む影響で、北陸や北日本を中心に各地で低温となる時期がある見込みです。今のところ寒気の影響は一時的となる予想ですが、寒暖差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。

降水量の傾向(10/1~10/30)

向こう1ヶ月は気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすい西日本と東日本の太平洋側で多雨傾向となるでしょう。その他の地域の降水量は平年並みで、北日本では秋らしく数日周期で天気が変わる見込みです。

(気象予報士:きっしー)

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