厳しい寒さ続く 大雪の日も

10日から11日にかけて本州南岸を通過する低気圧の影響で関東甲信の広い範囲で雪が降りましたが、来週初めにも太平洋側で降雪が予想されています。この先1ヶ月(2/12~3/11)も寒気が長く居座る上に、太平洋側は低気圧の影響を受けやすいことから都心でも再び雪の日がありそうです。

平均気温の傾向(2/12~3/11)

向こう1ヶ月(2/12~3/11)は2月末にかけて寒気の流れ込みやすい状態が続く影響で、関東以西は低温傾向となるでしょう。昨年の同じ時期は暖かい日が続きましたが、今年はまだまだ厳しい寒さが続きますので体調管理や農作物の管理などにご注意ください。

降水量の傾向(2/12~3/11)

向こう1ヶ月は低気圧や前線の影響を受けやすく、沖縄・奄美地方から北日本の太平洋側は曇りや雨の日が多くなる見込みです。南岸低気圧の影響で東日本の太平洋側では再び雪が降るおそれがありますので最新の気象情報に留意してください。また、強い寒気が流れ込むタイミングで冬型の気圧配置が強まるため、山陰から北陸にかけては降雪量が多くなるでしょう。大雪による交通障害や雪崩などに引き続き注意が必要です。

(気象予報士:きっしー)

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