きょう28日(木)～あす29日(金)は、前線が西日本から東・北日本を通過するため西日本から雨が強まり、東海など大雨の可能性があるでしょう。南寄りの強風が沿岸部を中心に吹くため、しっかりとした雨具が必要になる見込みです。また一部の交通に支障が出る可能性もありますのでご注意ください。
28日夜は九州付近や東海で雨が激しく降り、29日未明から朝にかけて西日本や東海、朝から昼頃には東・北日本で雨が強く降る所が多く、東海など激しく降る所もあるでしょう。北海道では夜のはじめ頃まで雨が続き、山地では雪が降る所もある見込みです。
前線通過後は乾いた空気が入るため西日本から次第に晴れるでしょう。ただし、黄砂が30日(土)にかけて飛来する予想です。28日現在、衛星画像を見ると中国から大量の黄土色の黄砂が移動しているのが確認できます。敏感な方は対策をお願いいたします。
30日(土)～31日(日)は、北陸から北日本では時々気圧の谷が通過するためにわか雨が降り、北日本の山間部では雪が降る所もある見込みです。
30日(土)は、西・東日本では太平洋側を中心に晴れの天気が続き、日中の気温は20℃を超える所が多く、関東や九州では25℃前後になる所もあるでしょう。お出掛け日和になりそうです。
気圧の谷が通過する北陸から東北では午前中に所々にわか雨があり、北海道では午後にかけて雨や雪が降りやすいでしょう。また夜遅くにも東北から北海道(道南)ではにわか雨や雪が降る見込みです。
31日(日)は、西・東日本は太平洋側を中心に晴れ間がありますが雲が多くなるでしょう。日中の気温は20℃を超える所が多くなる見込みです。
山陰から東北では気圧の谷の影響で所々にわか雨があるでしょう。北海道では晴れ間もありますが、所によりにわか雪や雨が降る見込みです。また前線の影響で沖縄や奄美では雨が降りやすく、九州も夜に雨が降り出すでしょう。
今週は西日本や東海などで桜が開花しました。去年と比べると開花が遅れていますが、ちょっと良い事もありそうです。
現在、近畿や関東ではネモフィラが少し咲き始めています。茨城県にある国営ひたち海浜公園では開花予想を公開していて、4月9日から5分咲き、12日から7分咲きの予想です。また西・東日本の各地で4月上旬からイベントも開催されるようです。
これから桜が開花すると、満開の桜の下にネモフィラが沢山咲き出す光景が見られる所がありそうです。それは家族や恋人など大切な人と過ごす時間をちょっと特別な時間にしてくれるかもしれません。
ちなみに、九州ではネモフィラの開花が進んでおり、鹿児島県では桜が開花するより先に見頃を迎えた所もあるようです。
(気象予報士：ロータス)
