きょう22日(木)は、本州付近の前線が徐々に南下します。午後は西・東日本では雨や雪が止んでくる所が次第に多くなりますが、所々にわか雨もあり、関東甲信と静岡県付近は気圧の谷が残るため山間部を中心に雨や雪が降りやすく、翌23日の朝にかけて平野部の一部でも雪やみぞれが降る可能性があります。
あす23日(金・祝)は、前線が次第に南下します。太平洋側では午前中に雨が残る所がありますが、午後は本州上に乾いた空気が入るため晴れ間が出る見込みです。なお、鹿児島県や山梨県から静岡県では午後もにわか雨があるでしょう。
日本海側では寒気が一時的にやや南下します。降り方は強まらない見込みですが、北海道の日本海側から北陸では所々雪やみぞれが降り、西日本の日本海側でも高気圧の南側周辺部で概ね曇りですが、所によりにわか雨や山地では雪やみぞれもありそうです。
日中の気温は関東では6℃前後、西日本では10℃前後が多くなるでしょう。
24日(土)～25日(日)は、北日本では高気圧が大陸から張り出すため雪が次第に止み、太平洋側では24日(土)に東北、25日(日)には北海道で晴れ間が出るでしょう。西・東日本では本州の南で発生する低気圧の影響を受けて雨が降る所がある見込みです。
24日(土)は、東日本の太平洋側を中心に晴れるでしょう。西日本も晴れ間がありますが次第に雲が広がり、九州と近畿付近で雨が降り出して、夜には西日本の南で発生する低気圧の影響で雨域が広がる見込みです。
25日(日)は、低気圧が西日本から関東の南へ進みます。雨域が四国や近畿と東海付近から次第に関東や東北南部へ移ります。北陸では雨やみぞれ、東北南部では雪やみぞれが降り、関東でもはじめ雪が降る可能性があります。今後の気象情報にご注意ください。
日中の気温は西・東日本で24日(土)は10℃を少し超えますが、25日(日)は近畿から関東は10℃を下回る見込みです。
今週前半は暖かくなりましたが、連休中は寒気が入るため寒く、北海道では日中も氷点下が続きそうです。寒暖差で体調を崩さないように、しっかり栄養と休息を取りたいですね。ちなみに寒いこの時期は牛乳が少し濃厚になってコクが増すそうです。農林水産省でも「寒い日に食べたい牛乳レシピ」を公開して、この時期に栄養豊富な牛乳をおすすめしているようです。
お家で手作りチーズや手作りホワイトソースで市販品とは違うこの時期だけの味を楽しみながら栄養も取る。そんな雨の休日の過ごし方もたまには良いかもしれません。
(気象予報士：ロータス)
