この週末は前線の影響で雨のところも

きょう1日(木)~あす2日(金)は、北日本では冬型の気圧配置が続きます。日本海側を中心に雪が降り、沿岸部では10m/sを超える北西風が続くため吹雪にご注意ください。特に1日(木)は北海道の沿岸部で20m/s近い風が吹く所があるため猛吹雪に警戒してください。

北陸から山陰では南下する寒気の影響で1日(木)は雪やみぞれが降り、新潟県付近では2日(金)にかけて降りやすい天気が続くでしょう。西日本では1日(木)に前線の影響で所々にわか雨がありますが、前線が次第に南下して活動を弱めるため、2日(金)は曇りで所々晴れ間もある天気になる見込みです。なお、前線に近い九州南部や四国では2日(金)もにわか雨が降る所があるでしょう。

関東は北部を中心に晴れの天気が続きますが、南部では1日(木)夜から2日(金)は沿岸部や静岡県で弱い気圧の谷の影響で雲が広がり、一部でにわか雨の可能性があります。

3日(土)は、東日本では北から張り出す高気圧に覆われて概ね晴れる見込みです。北陸付近の雪も次第に止んでくるでしょう。北日本では冬型が続きますが、雪が弱まる見込みです。西日本では南岸に前線が北上して活動が活発化するため天気は下り坂です。九州や四国と中国など広く雨になり、山陰の山間部では雪やみぞれが降る所もありそうです。

4日(日)は、東日本の内陸部では晴れ間もありそうですが、前線が関東南岸に延びてきます。西日本の太平洋側で雨が降り、東海や関東南部でも沿岸部で雨が降る所があるでしょう。なお、関東では一部で明け方から朝にみぞれや雪が降る可能性もあります。念のため今後の気象情報のご留意ください。北日本では冬型が緩みます。東北の雪は止む所が多くなるでしょう。北海道では日本海側で雪が続く見込みです。土日の日中の気温は西・東日本では10℃前後の所が多く、北陸では5℃前後、北海道では平年を下回り氷点下の気温が続きます。

なお、4日夜は西から低気圧が接近してくるため、西日本から天気は下り坂になります。来週初めは雨が強く降る所があり、関東では雪が降る可能性もあります。最新の気象情報にご注意ください。

(気象予報士:ロータス)

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