きょう18日(木)～あす19日(金)は、停滞前線が西・東日本を通過して本州の南に南下するでしょう。
18日(木)は、停滞前線が通過する影響で西日本から東海や北陸で雨が降り、山陰や北陸などでは強く降る見込みです。東北では日本海側を中心に雨やみぞれ、北海道では雪が降る所があるでしょう。
19日(金)は、西・東日本は曇りで前線に近い九州や四国では雨が降る所もある見込みです。北日本は冬型の気圧配置で北海道では雪が降るでしょう。
20日(土)～21日(日)は、前線が西・東日本の太平洋側沿岸部に北上し、前線上を低気圧が東進する見込みです。西・東日本では広く雨が降り、真冬ですが低気圧の東進に伴い一時的にザーザー降りの雨が降りそうです。
20日(土)は、低気圧が東シナ海から夜には九州や四国の南に進みます。西日本から次第に北陸や関東でも広く雨が降り、山地(関東甲信と北陸)では雪になるでしょう。関東平野北部でも上空の寒気が残るため雪やみぞれが降る時間帯がありそうです。気象状況によっては長く降る可能性もあるため最新の天気予報にご留意ください。北海道も雪が降る所がある見込みです。日中の気温は西・東日本は10℃前後の所が多く、九州や四国では15℃以上の所もあるでしょう。北海道では平年を下回り氷点下の気温が続く見込みです。
21日(日)は、低気圧が西日本から東日本の太平洋側沿岸部へ移り、夜には関東の東側沿岸部へ進む見込みです。東日本は夜にかけて雨が続き、北日本でも気圧の谷の影響で雨が強く、北海道では雪が続くでしょう。西日本では低気圧が通過して冬型の気圧配置に変わります。日本海側を中心に雨が降る天気に変わりますが太平洋側でもにわか雨があるでしょう。日中の気温は西日本では15℃前後、東日本は10℃前後になる見込みです。
なお、来週は強い冬型の気圧配置になります。上空約1500mで-6℃以下の寒気は平地でも雪を降らせる目安になりますが、それよりも低い-9℃以下の寒気が来週半ばに南下して九州南部をのぞく西・東日本を広く覆う見込みです。最新の気象情報にご注意ください。
(気象予報士：ロータス)
