週末だけ11月頃の気温に下がる

きょう19日(木)~あす20日(金)は、低気圧や寒冷前線の影響を受ける見込みです。

きょう19日(木)は、サハリン付近の低気圧から延びる前線がゆっくり北海道付近を通過するため、北海道と東北北部で雨が強く降る見込みです。

あす20日(金)は、日本海の前線上に低気圧が発生し、発達しながら夜には北海道の東に進みます。また西・東日本を寒冷前線が通過するため全国的に雨風が強まる見込みです。北日本は低気圧が接近・通過する影響で強い雨が降りやすく、また寒冷前線が通過するため朝は九州や中国から強い雨が降り次第に東へ移ります。夕方から夜には東海や北陸から東北で強い雨が降るでしょう。

21日(土)は、西高東低の気圧配置に変わり上空には強い寒気が入ります。北日本や本州の日本海側は雨が降りやすく、山地では雪が降るところもありそうです。太平洋側では概ね晴れて日中の気温は20℃くらいになるでしょう。関東では平年並みですが、その他の地域では11月上旬~中旬の気温になるところが多く、北西の風も強く吹くため、風を通さない服や秋用のコートが活躍しそうです。

22日(日)は、西・東日本は高気圧に覆われるため風が弱まり穏やかに晴れるでしょう。北日本は気圧の谷の影響で午後を中心に雨が降りやすく、北陸や千葉県でもにわか雨の可能性があります。南西諸島や小笠原諸島は前線や気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、小笠原諸島では時々雨が降る見込みです。寒気が残る西・東日本では明け方の気温は10℃前後、山間部では10℃未満で寒い朝になるでしょう。日中の気温は上昇して20℃程度ですが、風が弱まるため暖かく感じられそうです。

だいぶ秋らしくなってきたこの時期は、西・東日本ではコスモスが見頃になっています。なお、早咲きで爽やかな黄色のコスモスは関東ではそろそろ見頃が終わりのようです。

調べてみるとコスモス畑は全国に各地に多くあり、意外と身近なところで鑑賞できるようです。冬に向かっていくこれからの時期、一面に広がる花の絨毯のような写真が撮れる機会が少なくなっていきますので、お出掛けの参考にしてみてください。

(気象予報士:ロータス)

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