今週末は次第に北から高気圧に覆われて、24日(日)を中心に広く秋晴れで行楽日和になる見込みです。
きょう21日(木)は、低気圧が日本海から東北に進み、低気圧から延びる前線が本州上をゆっくり南下するため、広く雨の天気になり低気圧や前線付近では雨脚が強まるでしょう。また沿岸部では風も強まる見込みです。
あす22日(金)は、低気圧が北海道の東へ遠ざかりますが、本州の南岸には前線が残ります。太平洋側の地域を中心に曇りや雨の天気で、関東では概ね雨の天気になるでしょう。また上空寒気の影響で関東甲信の山沿いと北海道では雷雨になるところもあるでしょう。日本海側では午前中ににわか雨がある見込みです。
23日(土)～24日(日)は、本州南岸の停滞前線が徐々に南下し、北から高気圧に次第に覆われてきます。23日は前線や気圧の谷の影響で雲が広がり、所々にわか雨がありそうですが、24日は北から高気圧に広く覆われて日本列島は曇りや晴れの天気になる見込みです。北日本や日本海側を中心に広く秋晴れで行楽日和になるでしょう。西・東日本では晴れ間が出て日中の気温は30℃前後になりますが、北日本を中心に朝晩はひんやりしそうです。
この週末は、ようやく秋の気配が感じられる天気になりそうです。また、この時期は秋の味覚のブドウも旬を迎えています。全国には色々な品種があり、栽培が限定されている品種(ルビー色が鮮やかな長野限定のブドウなど)や一部の地域でしか栽培されていないブドウ(東京生まれの黒ブドウなど)などが各地にあり、まだ日本には味わったことのない未知のおいしさが沢山ありそうです。天気も良くなりそうですので、お出掛けの計画を立ててみるのも良さそうです。
(気象予報士：ロータス)
