台風5号はあす28日(金)には中国東岸へ進む見込みです。またフィリピンの東の熱帯低気圧はあす28日(金)までに台風6号になり発達しながら北上して来週の前半に沖縄本島付近へ進む見込みです。
沖縄ではきょう27日(木)は強い雨が断続的に降りやすく、あす28日(金)～30日(日)は概ね晴れますがにわか雨もある天気になるでしょう。その後、来週はじめには台風6号の影響で荒れた天気になる可能性があります。
きょう27日(木)～あす28日(金)は東から張り出す高気圧に覆われて日本付近には強い日差しが照りつけます。各地で厳しい暑さが続き、内陸部では引き続き38℃前後になるところがあるため熱中症には厳重に警戒してください。また山沿いでは上空寒気の影響で雨雲が発生しやすく雷を伴って雨が激しく降るところがあるでしょう。
29日(土)～30日(日)は西日本に湿った空気が入り、西日本の太平洋側で雨が降りやすい天気になる見込みです。東日本は概ね晴れますが山沿いでにわか雨や雷雨になるところがあるでしょう。また北海道では29日は晴れますが、気圧の谷が通過する30日は雨が降りやすい天気になる見込みです。日中の気温は九州から東北や北海道で35℃前後、内陸部では体温を超える暑さのところもあるでしょう。
なお、きょう27日(木)現在本州の太平洋沿岸には台風5号から周期の長いうねりも入ってきています。周期の長いうねりは見た目ではわかりにくく時々大きな波が現れます。また週末には台風6号の影響も加わりますので、海でのレジャーは無理なく安全な行動をとりましょう。
(気象予報士：ロータス)
