きょう(27日)は北日本や東日本を中心に高気圧に覆われて青空が広がっていますが、上空の気圧の谷の影響で西から雲が広がっており、九州や北海道北部では雨の降るところがあるでしょう。
あす28日(金)から週末にかけて、関東～九州ではおおむね晴れてお出かけ日和となるでしょう。一方、北日本や北陸は29日(土)にかけて上空に寒気を伴った低気圧や前線が通過するため、天気が崩れるでしょう。大気の状態が不安定になるため、雷を伴った強い雨や雹（ひょう）、突風などに注意が必要です。30日(日)は高気圧が張り出して天気は回復に向かう見込みです。週末はこの時期らしい気温のところが多い見込みです。朝晩と日中の寒暖差が大きいので、服装などで上手に調節してください。
28日(金)21時の予想天気図
↑北日本付近 低気圧の接近で大気不安定に
沖縄・奄美地方は気圧の谷や湿った空気の影響でスッキリしない天気が続き、雨の降るところがあるでしょう。海上を中心に北東または東の風が強く、波の高い状態が続く見込みです。なお、フィリピンの東で発生した台風22号は週末にかけてフィリピン方面へ進む見通しですが、その後の進路はまだ定まっていません。来週は沖縄周辺にも影響がおよぶ可能性がありますので、気象情報をこまめに確認するようにしてください。
（気象予報士：みやっち）
