日本付近は移動性の高気圧に覆われて青空が広がっています。今朝（20日）は全国の6割以上の観測地点で今季一番の冷え込みとなり、11月下旬並みの気温となった地点もありました。北～西日本はあす21日(金)にかけて穏やかに晴れるところが多く、あす朝も放射冷却の効果で冷え込みが強まるでしょう。日中との寒暖差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。
週末土日は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、北日本～北陸地方の日本海側を中心に雨が降りやすくなるでしょう。北日本の標高の高い所では雪の降るところがありそうです。西日本や東日本の太平洋側も一部で雨の降る可能性がありますので、外出の際は雨具を持っておくと安心です。
22日(土)09時の予想天気図
↑週末 高気圧は東へ離れて気圧の谷に
また、沖縄は高気圧の縁を回る湿った空気や南海上を西進する熱帯低気圧の影響で、先島諸島で雨の降っているところがありますが、あすから週末にかけて雨雲が広がり、沖縄本島地方も雨が降りやすくなるでしょう。
週末は南から暖かい空気が流れ込むため、朝の冷え込みは弱まり日中も過ごしやすい陽気となるところが多い見込みです。ただ、来週前半は一時的に強い寒気が流れ込む見通しで、日中もあまり気温が上がらず空気が冷たく感じられるでしょう。
（気象予報士：みやっち）
