夏と秋の空気を分ける前線が本州付近に横たわり、九州から東北南部にかけて雨雲が広がっています。前線の活動が活発となり、昨日からきょう2日(木)にかけて九州北部や中国地方、岐阜県や長野県など局地的に激しい雨や非常に激しい雨を観測しています。
4日(土)09時の予想天気図
九州~東北南部は前線や湿った空気の影響で4日(土)ごろにかけて雨の降りやすい天気が続くでしょう。雷を伴って局地的に雨脚の強まる所もありますので、落雷や道路の冠水などに十分注意してください。5日(日)になると日本海側で陽射しが届く見込みですが、太平洋側は雲の多い天気が続くでしょう。
北海道や東北北部はオホーツク海に中心をもつ高気圧に覆われて日本海側を中心におおむね晴れが続くでしょう。オホーツク海側や太平洋側は湿った空気の影響で雲が広がりやすく空気がヒンヤリするでしょう。一方、沖縄・奄美地方は太平洋高気圧に覆われ、おおむね晴れて夏の暑さが続く見込みです。
季節の変わり目に入り、関東地方で10月並みの気温となるなど長袖が必要になる時期となりました。この先、日々の寒暖差が大きくなりますので服装で上手に調節するなど体調を崩さないよう気をつけましょう。
(気象予報士:みやっち)