晩秋から初冬へ 気温の変動大きく

きょう5日(木)は移動性高気圧に覆われ、西・東日本は穏やかに晴れています。今朝は放射冷却効果で各地で今季一番の冷え込みとなり、長野県南牧村の野辺山では全国で最も低い氷点下7.6℃を観測しました。きょう午後も広い範囲で秋晴れが続くでしょう。

6日(金)21時の予想天気図

↑7日(土)にかけて低気圧や前線が東進

6日(金)は低気圧や前線が近づくため、沖縄~九州、四国と北海道で天気が崩れるでしょう。7日(土)にかけて雨雲は東へ広がり、広い範囲で傘の出番となりそうです。低気圧や前線に向かって暖かな空気が流れ込むため、比較的冷え込みは弱く、北海道も雪ではなく雨の降る所が多いでしょう。

8日(日)21時の予想天気図

↑冬型気圧配置となり季節風強まる

8日(日)から9日(月)にかけては西高東低の冬型の気圧配置となり、北寄りの季節風が強まるでしょう。そのため、北日本~北陸地方の日本海側はシグレた天気となり、北海道や東北北部は平野部も雪の積もるところがありそうです。一方、北~西日本の太平洋側は青空が広がり、空気の乾燥が進む見通しです。

この週末から来週にかけて気温の変動が大きくなりますので、服装で上手に調節するようにしましょう。また、新型コロナ感染が収束しない中、これからインフルエンザの流行時期に入ります。こまめに室内の換気を行ったり加湿器等で湿度を上げるなど、引き続き、感染症対策を徹底しましょう。

(気象予報士:みやっち)

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