上空に寒気を伴った低気圧が北海道付近をゆっくり東進し、北・東日本はあす30日(金)にかけて冬型気圧配置となるでしょう。
そのため、北日本や北陸地方はあす30日(金)にかけて冷たい雨の降る所が多く、関東甲信や西日本の日本海側も次第に雲が広がり、あすは一部で雨の降る所がありそうです。伊豆諸島も前線や湿った空気の影響で雨が降るでしょう。
一方、週末は移動性高気圧が日本付近を東進するため、穏やかに晴れるところが多いでしょう。31日(土)の夜は今月2度目の満月「ブルームーン」が夜空を照らしてくれそうです。朝晩は冷え込みが強まりますので、屋外で満月を観測される際は暖かい服装で観測しましょう。11月1日(日)は日本海側から次第に雲が広がる見込みです。
この先は一雨ごとに寒気が流れ込み、季節が進みそうです。来週2日(月)は低気圧や前線が通過するため、西〜北日本の広い範囲で雨が降る見込みです。その後、3日(火)から4日(水)にかけて北海道の上空1,500m付近に-6℃以下の寒気が流れ込み、平野部でも雪の降るところがあるでしょう。また、山陰~東日本の標高の高い所でも雪の降るところがありそうです。この週末は冬支度を進めておきましょう。
(気象予報士:みやっち)