お盆期間も猛烈な暑さ 熱中症に警戒を

今夏も連日の猛暑に見舞われ、熱中症による救急搬送者数が急増しています。
総務省消防庁によると839日までの1週間だけで全国6,664名(速報値)が救急搬送され、うち10名の方が亡くなられたとのことです。危険な暑さは来週にかけても続く見通しで、引き続き、熱中症に厳重な警戒が必要です。

きょうからお盆期間、今年は新型コロナの影響で帰省や遠出せず、車を使って近くの海や山、レジャー施設などへ遊びに行かれる方も多いと思いますが、移動中の車内でもこまめに水分補給するなど熱中症に気を付けましょう。

お盆期間中の天気

14日(金)21時の予想天気図

きょう13日(木)は北陸周辺で断続的に雨が降っていますが、午後は九州~関東甲信も山沿いを中心に急な雨や雷雨に注意が必要です。14()午後から15()にかけては低気圧や前線の通過に伴い、北日本や新潟県に雨雲がかかり、雨の強まるところがある見込みです。

関東から西の各地はお盆期間中おおむね夏空が続き、西日本や東海を中心に危険な暑さとなる見込みです。関東甲信や北陸は午後は山沿いを中心に変わりやすい天気となりそうです。山や川のレジャーに遊びに行かれる方は特に空模様の変化に注意し、無理のない行動をお願いします。

熱帯低気圧が接近する沖縄は14()は先島諸島を中心に激しい雨や雷雨に注意が必要です。その後は太平洋高気圧に覆われ、夏空が広がる見込みです。

(気象予報士:みやっち)

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