季節外れの寒さと雪をもたらした上空の強い寒気は本州から離れ、西・東日本に春本番の暖かさが戻ってきました。あす5日(金)は西寄りの風が強まり、4月下旬~5月並みの陽気になるところもありそうです。
この週末は北日本で雪の降るところがありますが、その他の地域はポカポカ陽気が続く見通しです。きょう4日(木)は大阪や名古屋などから桜の満開の便りが届きました。各地で見頃を迎え、この週末も賑わいそうです。
■5日(金)は南北で大気不安定
5日(金)は北海道と沖縄・奄美地方をそれぞれ前線を伴った低気圧が東進する見込みです。
北日本と北陸地方は5日午後は雷雨や突風にご注意ください。また次第に冬型気圧配置に移行するため、北海道は土曜日にかけて積雪や吹雪に注意が必要です。沖縄・奄美地方も暖かく湿った空気が流れ込むため、日中は雷を伴ってザッと雨脚の強まる時間帯があるでしょう。
なお、5日(金)午後から6日(土)にかけて黄砂が飛来する可能性がありますので洗濯物の外干しなどにご注意ください。
5日(金)9時の予想天気図
5日(金)21時の黄砂分布予想
■6日(土)は陽射したっぷり
6日(土)は北日本中心の冬型気圧配置は次第に緩みますが、北日本はその後も西寄りの風が強く高波にも注意が必要です。その他の地域ははじめ北風が吹きますが、次第に風は弱まり青空のもとでお花見が楽しめそうです。
7日(日)は午前中は太平洋側を中心に晴れるところが多いですが、沖縄・奄美地方と北日本・北陸地方は朝からスッキリしない天気で午後を中心に傘の出番となりそうです。太平洋側も次第に雲が広がりそうです。
6日(土)9時の予想天気図
(みやっち)