週末 日本海側の地域で大雪警戒

まもなく2025年も終わりを迎えますが今週発表された3ヶ月予報によれば、平均気温は西・東日本や沖縄・奄美でほぼ平年並み、北日本で平年並みか高いと見込まれています。今冬(~2月)にかけては全国的に例年通りの寒さとなり、北日本や東日本日本海側の降水量・降雪量もほぼ平年並みの予想です。一方で、低気圧などの影響を受けにくい西日本や東日本太平洋側、沖縄・奄美では降水量は平年より少なく、乾燥や火の取り扱いに注意が必要です。

きょう25日(木)は、低気圧や気圧の谷の影響を受けて、全国的に曇りや雨の天気となっています。北海道では午後は雪の降り始めるところもあるでしょう。夜になるにつれて西から冬型の気圧配置に変わり上空には強い寒気が流れ込むため、西日本や北陸では次第に北西の風の強まりに注意が必要です。

あす26日(金)は、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空には寒気が南下します。北日本~山陰の日本海側の地域では広く雪が降り、特に北陸や東北では大雪となるおそれがあるでしょう。また、北西の風も強く吹くため、暴風雪や視界不良・路面状況の悪化に警戒してください。太平洋側の地域はおおむね晴れますが、強風に注意が必要です。

27日(土)になると寒気のピークは過ぎますが、北日本の日本海側や北陸では断続的に雪が降る予想です。更なる積雪増加や路面状況の悪化、交通機関への影響などにお気を付けください。また、近畿北部や山陰でもにわか雪の降るところがありそうです。そのほかの地域は広い範囲で晴れるでしょう。

交通機関への影響や車の運転、歩行に注意

28日(日)は、冬型の気圧配置が緩み、西から移動性の高気圧に覆われてきます。午前中は北海道~北陸で雪の残るところがあるものの次第に天気は回復し、全国的に日差しが届く見込みです。

(担当:りょた)

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