週末気温上昇 雪解け・落雪に注意

先週末は非常に強い寒気が流れ込んだことで全国的に真冬並みの寒さとなり、北日本では平年を下回る厳しい寒さとなりました。特に北日本では大雪や猛吹雪の影響で航空機や鉄道など交通機関の欠航・運休・遅延、視界不良などが相次いで発生しました。今週末は寒気の流れ込みは弱く大雪となることはありませんが、日本付近に低気圧や前線が通過することで全国的に天気は崩れる見込みです。

きょう18日(木)~あす19日(金)にかけて、日本付近は移動性の高気圧に覆われて広い範囲で晴れるでしょう。雨や雪の残っている北日本の日本海側~北陸でも次第にその範囲は小さくなり、きょうは北陸で、あすには北日本でも日差しが届く予想です。ただ、北海道ではあす夜遅くには再び雨や雪が降り出すため、注意が必要です。

その後20日(土)~21日(日)にかけては高気圧が東へ遠ざかり、低気圧や前線が通過する見込みです。全国的に雨が降り、西・東日本の太平洋側では一時的に降り方の強まるところもあるでしょう。一方、南から暖かい空気が流れ込みやすい気圧配置となるため全国的に気温は平年よりかなり高くなり、最高気温は西・東日本で15℃以上で20℃に迫るところもあるほか、北海道でも10℃を上回る予想です。週末は天気が崩れることから暖かいとは言えないものの服装選びには注意し、積雪のある地域では路面状態の悪化や屋根からの落雪、雪崩などに注意が必要です。

(担当:りょた)

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