週末は秋晴れ 週明けは冬本番の寒さ

10月頃までは「夏はいつ終わるのか」という声が聞かれるほど暑く感じられる日が多くありましたが、ここ最近は街中を見ても厚手のコートや厚手の衣服を纏う人が増え、「急に冬が来た」という声も聞かれてきました。確かに天気予報も聞いてみても「冬型の気圧配置」や「寒気」という言葉を耳にし、季節が前進してきた気がします。今週末にかけては各地大きな気温変化なく推移するものの、来週は冬本番の強い寒気が南下してグッと気温が下がる予想です。また、北西の冷たい季節風も強まり、体感温度はさらに低くなります。急激な寒暖差や朝晩の冷え込みに十分お気を付けください。

きょう13日(木)は、日本の南海上に停滞する前線や低気圧(元台風26号)などの影響で雲が広がり、沖縄・奄美や西・東日本の太平洋側では雨の降るところがあるでしょう。特に、沖縄・奄美では暖かく湿った空気が流れ込み、激しい雨の降るところがある予想です。また、風も強まり、海上はしけとなる見込みです。北日本では寒冷前線が通過するため局地的に雷を伴って雨脚の強まるところがあり、寒気が南下する夜以降は北海道を中心に雪の降るところがあるでしょう。

あす14日(金)は、低気圧や前線は日本の東へ離れ、本州付近は広い範囲で日差しが届きます。北海道では一時的に冬型の気圧配置となる影響で、道北・道央を中心に雪の降るところがありますが、そのほかの地域は晴れるでしょう。沖縄・奄美は湿った空気の影響が残るため雲が広がり、所々でにわか雨が降る見込みです。

15日(土)~16日(日)の予想天気図

その後15日(土)は、西から高気圧が張り出し、全国的に穏やかな秋晴れとなるところが多いでしょう。お出かけの予定を計画したり、洗濯物を外干しするなど有効にお使いください。16日(日)は、西から前線を伴った低気圧が接近し、北海道や東北北部では雨の降り出すところがありそうです。西・東日本では日差しが届くものの雲が広がりやすく、沖縄・奄美では曇りや雨のすっきりしない天気となるでしょう。

(担当:りょた)

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