きょう9日(木)は、台風22号が伊豆諸島に接近しています。きょう12時現在、伊豆諸島には暴風・波浪特別警報、加えて南部には大雨特別警報や土砂災害警戒情報、洪水警報が発表中です。伊豆諸島ではこれまでに経験したことのないような暴風や高波、大雨となるおそれがあり、最大限の警戒が必要です。きょうは頑丈な建物の中で窓から離れるなど、命を守る行動を続けてください。また、関東地方でも南部を中心に強風域に入っており、風が強まっています。暴風や海上ではうねりを伴う高波に警戒が必要です。そのほかの地域は広い範囲で晴れるでしょう。

あす10日(金)は、日本付近は高気圧に緩やかに覆われます。西日本を中心に晴れて、最高気温は30℃前後まで上がるところがあるでしょう。東日本や北日本は気圧の谷や上空寒気の影響などを受け、おおむね曇りとなりそうです。一方、沖縄には台風23号が接近するおそれがあり、次第に天気は下り坂となる見込みです。特に大東島地方では荒れた天気となり、非常に強い風が吹く予想で、早めの台風対策を心掛けてください。

台風対策の一例
台風23号は沖縄方面に進んだ後、3連休明けにかけて西・東日本の南岸を東よりに進む予想となっています。あさって11日(土)かけては、大東島地方・沖縄本島地方・奄美地方に接近する見込みで、雨や風が強まるおそれがあります。その後、12日(日)~13(月・祝)は台風の進路次第で西・東日本の太平洋側では雨風が強まる可能性があります。一方、北・東日本付近を前線や低気圧が通過する見込みで、すっきりしない天気となるところが多くなるでしょう。今週末の天気は台風や低気圧・前線の動きによって大きく天気が変わる可能性があります。常に最新の気象情報をご確認ください。
(担当:りょた)