10月がスタートし、少しずつ秋の気配が感じられてきました。きのう10月1日(水)は東京都心で6月11日(水)以来、約3ヶ月半ぶりに最高気温25℃以上を示す「夏日」を下回り、ようやく厳しい暑さからも解放されました。ただ、2週間気温予報や季節予報でも発表されているように11月頃にかけては平年より気温の高い状態が続き、「夏日」となる日はまだまだ続きそうです。

きょう2日(木)は、移動性の高気圧に覆われて全国的に晴れるところが多いでしょう。なお、本州付近を寒気を伴った気圧の谷が通過した影響で雨が降っている新潟県など北陸でも天気は次第に回復してくるでしょう。日差しの届く影響で西・東日本では最高気温25℃以上の夏日となるところが多く、西日本では30℃前後の季節外れの暑さとなる予想です。
あす3日(金)~4日(土)にかけては、移動性の高気圧は東へ抜けて西からは前線を伴った低気圧が近づいてきます。西日本では3日(金)の午後以降に雨の降り出すところが多く、東海や関東でも雲が優勢の天気となるでしょう。北陸や北日本はおおむね晴れる見込みです。
4日(土)~5日(日)の予想天気図

西から前線を伴った低気圧接近
5日(日)は、西日本を中心に引き続き低気圧や前線の影響で曇りや雨のスッキリしない天気、東・北日本では日差しの届くところもあるものの雲が広がりやすい天気となるでしょう。その後、週明けにかけては前線を伴った低気圧は本州付近を東へ進み、東・北日本でも雨の降り出すところが多くなる見込みです。
低気圧や前線が周期的に通過することで、天気は秋らしく数日の周期で変わります。日中はまだ汗ばむ陽気でも朝晩は肌寒く感じられる日が多くなるため、体調管理に十分お気を付けください。
(担当:りょた)