8月に入ってから、ほぼ毎日当たり前のように全国どこかで最高気温が40℃を超えています。先週31日(木)に発表した週末コラムでも紹介しましたが、先月30日(水)に兵庫県丹波市で国内観測史上1位の最高気温41.2℃となる記録したかと思えば、8月5日(火)には群馬県伊勢崎市でその記録をぬり替える41.8℃、6日(水)には静岡県静岡市駿河区で国内観測史上2位となる41.4℃を記録しました。今年だけでも国内歴代最高気温の上位5位を独占しており、記録的な酷暑となっています。

きょう7日(木)~あす8日(金)にかけては、北海道付近を低気圧が通過し、前線が日本列島を南下する予想となっています。関東や沖縄では日差しが届きますが、そのほかは雨が降りやすい状態が続き、東北日本海側や北陸、九州南部を中心にまとまった雨が降り、雷を伴って激しく降るところがある見込みです。北陸などではすでに大雨となっているところがあり、さらに雨量が増えるおそれがあるため土砂災害や浸水害に厳重な警戒してください。
8日(金)~11日(月・祝)の予想天気図

日本列島付近に前線停滞
9日(土)は、西日本付近に引き続き前線が停滞します。東・北日本の雨は落ち着いて日差しの戻るところが多くあるものの、西日本では広い範囲で雨が降り、激しく降るところもあるでしょう。10日(日)~11日(月・祝)は、前線がやや北上し、雨のエリアは再び東・北日本にも広がっていく予想です。3連休後半は、沖縄を除き全国的に曇りや雨のすっきりしない天気となり、お出かけの際は天気を考慮した計画が重要です。
(担当:りょた)