全国的に猛暑続く 沖縄は台風接近

先週末18日(金)には関東甲信・北陸・東北南部で、19日(土)には東北北部で梅雨明けが発表され、今年も全ての地方で梅雨明けしたことになります。湿った空気の影響や大気の状態が不安定となる影響で一時的に雨や曇り、山沿いや内陸部では一時的に雷雨となるところがありますが、今後は広い範囲で太平洋高気圧に覆われて夏空が広がる日が多くなる予想です。今秋にかけては季節の進行が遅まり、猛暑や残暑が長期間続く可能性があります。詳しくは、昨日25日に発表した3ヵ月予報をご覧ください。

季節進行遅まり、厳しい残暑へ

きょう24日(木)~あす25日(金)は、日本付近は太平洋高気圧に覆われて九州~北海道にかけて夏空が広がります。九州や四国の太平洋側では高気圧縁辺や台風からの湿った空気の影響で曇りや雨の降りやすい天気となりますが、その他はおおむね強い日差しが照り付けるでしょう。なお、午後は西・東日本の内陸・山沿いを中心に天気の急変や落雷に注意が必要です。最高気温は35℃以上の猛暑日が続出し、北海道の道東や西・東日本の内陸では体温超えの危険な暑さとなる予想です。沖縄・奄美では台風7号の接近に伴って荒れた天気となり、海上ではうねりを伴った高波に警戒が必要です。

26日(土)~27日(日)は、本州付近は引き続き太平洋高気圧の勢力下にあり、九州~東北にかけて夏空が広がって厳しい暑さが続くでしょう。北海道では前線や低気圧の影響で曇りや雨となる見込みです。沖縄・奄美は台風8号が接近し、台風7号が通過後も再び荒れた天気となるおそれがあります。強雨や強風、海上ではうねりを伴った高波に注意が必要です。最新の気象・台風情報にご留意ください。

(担当:りょた)

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