変わりやすい天気に注意

全国的に厳しい暑さが続いていますが、今週7日(月)には東京都心でも今年初の猛暑日を観測し、昨年よりも3日遅い記録となりました。さて、この時期によく耳にする言葉が「熱中症警戒アラート」です。熱中症警戒アラートとは、熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合に発表されます。この情報が発表された地域では、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあるとされています。きょう10日(木)も14都県に発表されています。他人事と考えず、普段以上に熱中症予防行動を実践し、暑さから自分や周囲の人の身を守りましょう。

きょう10日(木)は、梅雨前線の影響で東北南部~関東甲信は雲が広がりやすく、雨の降るところがあるでしょう。関東甲信は昼頃にかけて晴れますが午後は所々で雨が降り出すため、折りたたみ傘などの雨具があると安心です。そのほかの地域はおおむね日差しが届きますが、西日本の太平洋側では湿った空気の影響で雲が多く、特に南東斜面では大雨となる可能性があります。また、内陸・山沿いでも大気の状態が不安定となる影響でにわか雨や雷雨のおそれがあります。随時最新の気象情報に留意するとともに、天気の急変にご注意ください。あす11日(金)は、東北南部や関東甲信、西日本、沖縄では雲が多く、西日本の太平洋側を中心に降水量が増えるおそれがあります。

12日(土)~13(日)の予想天気図

12日(土)~13日(日)にかけては、北日本では晴れるところが多くなりますが、西・東日本や沖縄では暖かく湿った空気の影響で雲の広がりやすい天気となり、太平洋側の地域を中心に雨脚の強まるところがあるでしょう。

気温は、今後も最高気温30℃以上の真夏日となる日が多くなりますが、11日(金)~12日(土)にかけては前線の影響を受ける東北南部や関東甲信を中心に最高気温が30℃を下回る予想です。ただ、蒸し暑さは継続するため、熱中症対策を忘れずにお過ごしください。

(担当:りょた)

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