週末以降は次第に梅雨空戻る

今週は太平洋高気圧の張り出しが強まり、奄美地方ではきょう(19日)平年より10日早い梅雨明けが発表されました。また、九州~東北地方では既に梅雨入りが発表されているにも関わらず、天気図上にも例年同時期であればあるはずの梅雨前線が描かれておりません。強い日差しが照り付けているだけでなく、まるで梅雨明けして真夏になったような暑さとなっていて最高気温35℃以上の猛暑日も続出しています。水不足と暑さのせいかは分かりませんが、近所のあじさいも干からびて枯れてしまっていました。こまめな水分・塩分補給やエアコンの活用など、熱中症対策を万全におこなってください。

熱中症対策の例

きょう19日(木)~あす20日(金)は、引き続き太平洋高気圧の勢力が強く、広い範囲で真夏のような強い日差しが届くでしょう。午後は内陸や山沿いを中心に局地的なにわか雨の可能性がありますが、大きな天気の崩れはなさそうです。最高気温は30℃以上の真夏日となるところがほとんどで、35℃以上の猛暑日となるところもある予想です。

21日(土)~22日(日)の予想天気図

21日(土)は、梅雨前線が日本海北部~朝鮮半島を南下してくる見込みです。前線に近い北海道や東北の日本海側では雨の降るところがあるでしょう。西・東日本では雲が多いながらも日差しが届く予想です。22日(日)になると前線はさらに日本付近まで南下し、北日本~西日本にかけての広い範囲で梅雨空が戻るでしょう。日本海側を中心に雨が降り、東北では雨脚の強まるところもありそうです。なお、関東は雲が多いながらも晴れ間があるでしょう。

週明け以降は梅雨前線が日本付近に停滞し、再び梅雨空が続くとみています。ただ、真夏並みの暖かな空気が流れ込みやすく、最高気温は30℃を超える日が多くなる見込みです。西日本では夜間になっても25℃を下回らない熱帯夜となる日が多い予想で、就寝時も寝苦しくなるでしょう。

(担当:りょた)

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