年末年始の天気傾向

今年も残すところあとわずか、仕事納めに年越しの準備に慌ただしい日々を送られていることと思います。年末年始にかけて、日本海側の地域は冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で雪や雨の降る日が多く、太平洋側では晴れる日が多い見込みです。

27日(金)から29日(日)にかけて冬型の気圧配置が強まり上空に寒気が流れ込むため、日本海側では断続的に雪が降り北陸付近を中心に積雪が急増するおそれがあります。北西の季節風も強まるため、大雪のほか強風や高波、吹雪による見通しの悪化にも注意が必要です。28日(土)ごろは九州や四国、近畿の太平洋側にも雪雲が流れ込み、一時的に雪の降るところがあるでしょう。

30日(月)はいったん冬型の気圧配置は緩みますが、31日(火)大晦日から年始にかけて再び冬型の気圧配置となるため、北陸以北の日本海側を中心に断続的に雪が降り積雪が増える見込みです。除雪作業中の事故などにはくれぐれもお気をつけください。また、帰省や旅行を予定されている方はこまめに交通情報を確認するようにしましょう。太平洋側は年末年始にかけて晴れる日が多く、元日は多くのところで初日の出が見られそうです。30日(月)から31日(火)ごろは寒さが幾分和らぎますが、年の始めは全国的に平年より気温が低く厳しい寒さとなる見込みです。暖房器具や火の取り扱いには十分注意してください。

渋滞規制情報鉄道・飛行機運行情報

(気象予報士:みやっち)

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