高気圧の中心は日本の東へ進み、あす15日(金)にかけて次第に雲が広がるでしょう。きょう14日(木)は東海や近畿、九州南部など一部で雨に、あすは全国的に雲が広がり所々で雨が降るでしょう。あす午後から16日(土)にかけては北から高気圧が張り出し、北日本を中心に晴れ間の出るところがありますが、西・東日本は引き続き曇りや雨のスッキリしない天気となるところが多く、九州南部や南西諸島では雨が強まる可能性があります。また、週末にかけて台風25号が沖縄に接近するおそれがあり、沖縄では先島諸島を中心に高波などにも注意が必要です。最新の台風情報をご確認ください。
17日(日)は北~西日本を通過する気圧の谷や寒冷前線の影響で広範囲で雨が降り一時的に雨脚の強まるところがありそうです。17日(日)にかけて暖かな空気が優勢で全国的に10月並みの気温となる見込みですが、寒冷前線が通過したあと北よりの風が強まり上空に強い寒気が流れ込むため、来週前半は大幅に気温が下がるでしょう。11月中旬~12月上旬並みの冷え込みとなり、北海道や東北地方では平地でも雪が降り、積雪するところもありそうです。この週末までに寒さや雪への備えをしておきましょう。
(気象予報士:みやっち)