北陸や関東甲信、東北南部はあす20日(金)にかけて秋雨前線や湿った空気の影響で局地的に激しい雨や雷雨になるところがあるでしょう。あすは北海道付近を低気圧が通過するため、北海道も午前を中心に雨が降る見込みです。あす午後は北日本や日本海で北よりの風が強まり、秋の空気が南下する見込みです。一方、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、秋と夏の空気の境目にあたる前線付近では雨雲が発達する見込みです。
3連休は本州付近を前線がゆっくり南下し、前線上の低気圧が東進するため、九州から東北地方にかけて広範囲で曇りや雨となり、特に21日(土)から22日(日)ごろは大雨になるところもありそうです。土砂災害や川の増水などに注意が必要です。沖縄・奄美地方も湿った空気が流れ込み、雨の降りやすい天気が続くでしょう。北海道も22日(日)ごろは低気圧の影響で雨の降るところがありますが、21日(土)と23日(月)は高気圧に覆われて秋晴れのところが多い見込みです。週末以降、西・東日本も前線北側の秋の空気に覆われ、猛烈な暑さはようやく落ち着いてくるでしょう。
（気象予報士：みやっち）
