週末は梅雨前線北上 雨の季節へ

沖縄・奄美付近には梅雨前線に伴う発達した雨雲が断続的に流れ込んでおり、沖縄本島や奄美大島では48時間降水量が多い所で200~300ミリを超え、6月としては記録的な大雨となっているところもあります。沖縄・奄美では週末にかけて雨の降りやすい天気は続き、あす14日(金)にかけて雨脚の強まるタイミングもありそうです。引き続き、土砂災害や川の増水、低地の浸水などに警戒してください。

きょう13日(木)は、北海道は寒冷前線の影響で雲が広がっており、雨の降るところがあるでしょう。九州から東北地方はあす14日(金)にかけて晴れるところが多く、この時期としてはかなり気温が高くなります。こまめに水分・塩分を補給し、屋外で活動される方は日陰で休憩するなど熱中症対策をしっかりと行ってください。なお、午後は東北地方や東日本の山沿いなどでにわか雨や雷雨に注意が必要です。

↑熱中症対策を

この週末は梅雨前線が本州南岸付近まで北上し、前線上に低気圧が発生する見込みです。また、大陸から気圧の谷が近づき、週明けにかけて北日本付近を東進する見込みです。

そのため、週末は曇りや雨のところが多く、15日(土)は九州南部や四国付近で雨脚が強まり、まとまった雨となる可能性があります。北日本では15日(土)は晴れ間が出る見込みですが、16日(日)は天気が崩れて傘の出番となる見通しです。西・東日本も本格的な雨の季節が近づいています。大雨となる前に雨どいや側溝の掃除をして水はけをよくしておきましょう。また、気温や湿度が上がり熱中症のほか、食中毒なども発生しやすくなるため、食品管理にも気をつけてください。

(気象予報士:みやっち)

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