◆今週のポイント
・季節外れの暑さが続く 熱中症対策を
・天気は周期変化 週明けは西から雨に
・雨の後は春の使者 黄砂の飛来に注意
(13日の日最高気温平年差 出典:気象庁HP)
暖かい空気が流れ込み、全国的に気温が高くなっています。13日(土)は全国141地点で最高気温が25℃以上の夏日となり、14日(日)は30℃に迫る暑さも予想されています。
全国的に気温の高い状態は今週も続く見込みです。15日(月)の最高気温は、秋田県の横手で28℃、山形や盛岡で26℃、札幌でも22℃など、北日本で6~7月並みの暑さとなる見込みで、東日本や西日本も25℃以上の夏日になる所があるでしょう。
その後17日(水)頃にかけて夏日になる地域がある予想で、季節外れの陽気はしばらく続く見通しです。まだ身体が暑さになれていない時期ですから、外での運動や作業の際は、こまめな休憩や積極的な水分補給を心がけるなど、熱中症に注意をするようにしてください。
天気は、北日本や東日本で15日(月)も晴天が続きますが、西日本は前線の影響で次第に雨が降り出す見込みです。16日(火)~17日(水)は、北日本や東日本も曇りや雨となるでしょう。
18日(木)~19日(金)は西日本や東日本を中心に晴れ間が広がりますが、20日(土)以降は東シナ海に前線が延び、本州南岸付近を東進する見込みです。全国的に雲が広がり、21日(日)は九州で雨が降りやすくなるでしょう。
春らしく天気は周期的に変わる見込みで、前線の動向によって雨の降るエリアも変わる可能性があります。引き続き最新の予報をご確認ください。
(17日の黄砂予想 出典:気象庁HP)
「春の使者」とも呼ばれる黄砂にも注意が必要です。16日(火)は西日本で黄砂の影響を受ける見込みで、17日(水)になると東日本や北日本でも黄砂の濃度がやや高くなるでしょう。車や洗濯物への付着などの影響が出る可能性があります。
また、黄砂は濃度が高くなると健康にも影響を及ぼす恐れがあります。アレルギーをお持ちの方や呼吸器系や循環器系に疾患のある方は、十分対策をしてお過ごしください。
(気象予報士:まりー)