◆今週のポイント
・新年度スタートは広く晴れる
・3~4日は前線の活動が活発化 大雨の恐れ
・気温は平年より高く、桜が咲き進む暖かさ
新年度スタートの4月1日(月)は青空の広がる所が多いでしょう。北日本や関東ではにわか雨やにわか雪の可能性がありますが、東海以西は天気の崩れはない見込みです。
2日(火)になると前線が東シナ海からのび、九州で雨が降り出すでしょう。3日(水)~4日(木)にかけて低気圧が東へ進み、前線の活動が活発になる見込みで、西日本を中心に雨量が多くなる恐れがあります。
5日(金)は高気圧が日本付近へ進み北日本や日本海側を中心に晴れますが、6日(土)~7日(日)は前線の北上に伴い、太平洋側を中心に雨の降る所がある見込みです。
気温は平年より高い所が多く、週前半は西日本や東日本を中心に汗ばむ陽気となりそうです。九州や四国を中心に最高気温が25℃以上の夏日になる所もある見込みで、場所によっては5月~6月並みの気温となるでしょう。
また、週後半は北日本を中心に気温が上がり、6日(土)は札幌で16℃、青森で18℃まで上がる予想です。4月下旬~5月並みの陽気となるでしょう。
北海道から沖縄の全ての地域に高温に関する早期天候情報が発表されており、特に4日(木)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり気温が高くなる可能性があります。北海道では融雪に、そして積雪の多い地域では雪崩に十分注意をするようにしてください。
気温が高めで推移することで、この先は桜の開花も進んでいくでしょう。東京では3月29日(金)に開花発表があり、2012年以来の遅咲きとなりましたが、ここ数日の暖かさで、桜は順調に咲き進んでいるようです。
開花がまだの地域も、春の暖かな陽気でつぼみが順調に膨らんでいくでしょう。桜前線は順調に北上していきそうです。
高温に関する早期天候情報とは?
10年に1度程度しか起きないような著しい高温になる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかける情報
(気象予報士:まりー)